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2012-03

東京藝術大学・先端芸術表現科に現役合格した樋口明琳さんの「ゲリラ・インスタレーション」

皆さんは「インスタレーション」というものをご存知でしょうか。芸術表現スタイルの一種ですが絵画や彫刻などとは異なり、期間や場所が限定された「その場、その時」にしか作品と対峙できない極めて流動的な表現の方法です。

 先日、東京藝大・先端芸術に合格した本年度デザイン科卒の樋口明琳さん(平野中卒)は1年以上前から校内各所で「ゲリラ的」インスタレーションを行ってきました。それらの記録写真の一部と自作の文章を20ページのファイルにまとめて大学に提出。それが合格の切り札となりました。

 入試直前の2月14日、高校生活最後のインスタレーション。場所は視聴覚ホール。今回は「ゲリラ的」ではなく、きちんと3時間の使用許可を取ってからの実施です。6人の友人が協力し担任が撮影助手を務める形で始まりました。

 テーマはDNAの破壊と放射能。6人の友人により螺旋状に積み上げた椅子が6本。それらの中央に樋口さんが手掛けた歪に変形した異様な椅子の柱。暗幕を引いた暗闇の中で床から写真撮影用のライトを浴びせると天井に異様なシルエットが浮かび上がりました。樋口さんの反原発の精神がインスタレーション作品となった瞬間です。

 入試はセンター試験とデッサン、ファイル審査を経て最後は藝大教授陣10人あまりを相手にした面接。3月5日午後3時過ぎ、面接試験を終えた樋口さんから電話の第一声は「多分受かると思います。」。今まで創り続けてき多くの作品と自分に自信があったのでしょう。

 まだまだやりたい事がたくさんある、との事。風船を使った作品、大量のカメラを使った作品、可能なら火薬を使ってみたい、という「表現」への熱い思い。これから現代アートを本格的に学ぶ樋口さん。これからの活動に期待したいと思います。
(文責:デザイン科3年1組 学級担任 岡元健)

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平成23年度 筑陽学園中学校 卒業式

こんにちは。

3月10日に、平成23年度 筑陽学園中学校の卒業式が行われました。
3年A組31名、3年B組41名、合計72名が在校生や保護者のみなさんの見守る中、筑陽学園中学校を卒業しました。
一人一人の名前が呼ばれ校長先生から卒業証書を受け取りました。

校長先生の式辞では、
『義務教育の9年間が終わりましたが、中高一貫課程では中間地点です。
今日までの筑陽学園の3年間で、生活面、学習面において、基礎的なことを多く学んできました。
明日から始まる高校生活では、常に向上心を持って努力してほしいと思います。
そして、自分の足下を見つめて、一歩一歩確実に階段を上がっていって下さい。』と挨拶されました。

また、在校生による送辞では、松本岬くんが、3年生との想い出を語り「私たちも、先輩方の意思を受け継ぎ、先輩方を越えるつもりで、これからも頑張っていきます。
筑陽学園の中高一貫科19期生の誇りを胸に何ごとにも悔いの無いように取組み、充実した高校生活を送って下さい。」と先輩たちに挨拶しました。

そして、卒業生による答辞では、笠松杏美さんが中学時代の3年間の想い出を語り
「これまで温かく育ててくれた両親や時にやさしく時に厳しく指導して下さった先生方ありがとうございます。
高校生活では、これまで以上に、何ごとも自分の力で考え行動して行かなくてはなりません。様々なことに興味をもって努力し悔いのない高校生活を過ごしたいと思います。」とお世話になった先生や両親への感謝の気持ちと、これからの抱負を述べました。

卒業式に引き続き、オーストラリア語学研修の報告会が行われ、A組の丸山日菜子さんとB組の青栁由磨さんが、オーストラリアでの想い出や感想を発表してくれました。

そして、教室に戻り、一人一人に、担任の先生から、卒業証書が手渡されました。

筑陽学園での生活は、まだ、続きますが、夢や目標に向けて、さらに充実したものになるように頑張って下さい。
ご卒業おめでとうございます。

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平成23年度 語学研修~筑陽学園中学校

平成23年度筑陽学園中学校 英語研修とホームステイ


平成24年2月11日(土)~3月4日(日)にかけて、
中学校3年生 A組31名、B組40名 計71名が
オーストラリア語学研修に行って来ました。

この研修の目的
①中学校で学んだ英語を本物の英語に毎日触れることで真のコミュニケーション能力を身につけること。
②ホームステイの家族の方、ホーソン語学学校の先生をはじめ、多くの異文化の人たちとの心の交流をはかる。
③オーストラリアの社会、文化、歴史、風土を学ぶ。




現地では、午前中メルボルン大学ホーソンキャンパスで
5グループに分かれ語学研修を受けました。


午後からは、乗馬、ロック・クライミング、牧場体験、メルボルン博物館見学など、
他にも多くのことを体験してきました。



また、1日に歩く距離がかなり長く、
生徒たちは、毎日1万歩以上歩いていたそうです。


夜には、ホストファミリーと楽しいひと時を過ごしました。


生徒たちは、海外での団体行動、ホストファミリーとの生活等で
色々な経験を積んだことだと思います。


そして、どの活動に於いても5分前集合、自主的な行動をとり、
語学学校の先生方や関係者の皆様に賞賛の言葉をいただきました。


この貴重な経験を忘れずに、
もうすぐ始まる高校生活に活かしてもらいたいと思います。

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平成23年度 筑陽学園高等学校 卒業式 <卒業おめでとうございます!>

3月1日に、第62回卒業証書授与式が行われました。

あいにくの天気にも関わらず、大勢の保護者、来賓の方に出席していただき、
大変素晴らしい卒業式となりました。

普通科中高一貫科59名、普通科337名、デザイン科40名、
合計436名の生徒が無事この日を迎えることが出来ました。

校長先生の式辞では、
「自分らしく」という言葉をいただきました。
世界的不況、東北大震災、不景気、就職問題と厳しい現実ですが、自分の個性を失わず、自分自身の持っているもの、好きなものを一所懸命やって自分らしく頑張ってもらいたい。と、お話がありました。

在校生の送辞では、
「毎朝早くから補習を受けて進学に向けて勉強している一貫科、普通科の先輩の姿、その鋭い感性で次々とクリエイティブな作品を生み出されていたデザイン科の先輩の姿、暑い夏の日も寒い冬の日も変わることなく厳しい練習に打ち込まれていた部活動の先輩の姿。
そんな先輩の姿から私たちはたくさんの事を学びました。
自分たちは、そんな先輩たちが大好きです。」
と先輩への思いが込められたメッセージが贈られました。

卒業生の答辞では、
「思い返せばあっという間の3年間でした。153万7920分。
1分1秒に私たちだけのドラマがあったのです。
それがもうすぐ終わろうとしています。
今日という日を迎えられることができたのは先生たちのおかげです。
本当にありがとうございました。
私たちの高校生活を支えてくれた家族、最もそばで見守ってくれました。
私たち、卒業生の姿を見てどうですか?立派に成長したでしょう?
でも、まだまだ未熟者です。どうか一人前になるまで見守って下さい。」
と、先生や保護者への感謝の気持ちを伝えました。



卒業式後は、各クラスに戻り、卒業証書が手渡され、クラスそれぞれ最後の高校生活を惜しむかのように楽しんでいました。

卒業しても後輩や学校のことを忘れずに、新しい生活に頑張ってください。

何かあったときには、筑陽学園には先生がいます、後輩がいます。
いつでも訪ねてきてください。

卒業生の皆さん、卒業おめでとうございました。

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