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平成22年度 本校中学校 ニュージーランド英語研修とホームスティの報告

本校の3年生は2月中旬から3月上旬まで、約3週間、ニュージーランドのクライストチャーチ市に語学研修旅行に行きます。この研修旅行は中学校生活の総決算と位置づけられ、学習面でも生活面でもこの3年間で学んだこと、経験したことを生かして、高校に向けて大きく飛躍させる機会としています。
 この目的を整理しますと、次のようになります。
1 今まで中学校で学んできた英語をもとに、本場の英語を直接学習することで、真の英  
 語コミュニケーション能力を身につける。
2 ホームステイ先の家族の方、語学学校の先生方、交流校のセントアンドリュース校の先生や生徒達をはじめ、多くの異文化の人達との心の交流を図ることで、「おもいやり」や「感謝」の心を育てる。
3 多くの異文化体験やアクティビティ(体験活動)を通して、ニュージーランドの社会、
 文化、歴史、風土を理解する。

1の目標を達成するために、毎日午前中は、カプラン語学学校に通って英語の学習をします。最初のテストで5班に編成され、習熟度に応じて学習内容も違ってきます。それぞれの班では、生徒の実態を考えて個に応じた指導が細かくされるので、実力がみるみるうちについてきます。3週間後は修了証書が渡されます。これは、語学学校で学習した証明書にもなっています。
2の目標を達成するために、特にホームステイ先の家族の方との交流を大切にしています。始めは英語が通じないので苦労していますが、家族の方々がいろいろと協力してくれます。やがてコミュニケーションができるようになり、毎日楽しくすごし、土曜、日曜はホストファミリーと週末を楽しんでいます。交流校のセントアンドリュース校とは「文化交流」や「スポーツ交流」をしています。どちらも楽しい活動になっています。
3の中のアクティビティは一般的に午後の活動として位置づけられています。大別すると見学活動と体験活動になります。見学活動としては、博物館、植物園、ポートヒル、サムナービーチ、マオリ村、南極センター、ウイーロバンク動物園の見学があげられます。また、体験活動としては、カヌー体験、乗馬体験、ジェットボート体験などがあります。さらに、セントアンドリュース校は、校外のキャッスルヒルという所に宿泊体験施設を持っており、そこでは、ケープストリーム(洞窟探検)、ロッククライミング(岩山登り)、アブセーリング(岩山下り)、フライニングフォクス(谷渡り)などの豪壮な体験活動ができます。

今年は、2月12日(土)に出発して、3月6日(日)に帰ってくる24日間の語学研修旅行を予定していました。
13日(日)にクライストチャーチに到着して、最初の1週間は計画通りの研修をすることができました。
しかし、2月22日(火)、12時51分にカプラン語学学校で震度6.5のNZ地震に遭遇しましたが幸いにも被災することはありませんでした。本校の3年生はA組34名、B組18名の2クラスで構成されていますが、地震にあったのはA組の生徒で、B組はキャッスルヒルに行っており、この地震には遭遇していませんが、避難先で合流してからは、行動は一緒でした。
その後、NZ空軍の軍用機でウエリントンに、NZ航空で24日はオークランドに行き、25日はバンコク(A組)や香港(B組)経由で、全員無事に26日帰国することができました。これもいろいろな方々のご協力とご支援のおかげだと感謝しています。
今回残念ながら全ての活動を紹介できませんが、26日までの本校の様子をご覧下さい。

写真と文 酒井潔

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