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2025-08-12
ワイドレジャー × 筑陽学園 連携プロジェクト「こんな未来があったらいいな」キャラクター作品お披露目会
8月7日(木)に、本校にてワイドレジャー様との連携プロジェクト「こんな未来があったらいいな」キャラクター作品お披露目会が開催されました。
これは、生徒たちが大阪・関西万博のテーマからヒントを得て、未来への想いを形にする探究活動の一環として実施されたものです。
当日は、株式会社ワイドレジャー 代表取締役社長の菊池 太一郎 様をはじめ、関係者の皆様にご出席いただきました 。
校長挨拶
はじめに、新田校長よりご挨拶を申し上げました 。
「生徒に素晴らしい経験の機会を提供したい」という思いから始まった今回のプロジェクトにおいて、このような貴重な機会を与えてくださったワイドレジャー様に心より感謝を述べました 。
そして、この素晴らしい作品を作り上げた生徒たちを労いました 。
また、校長は「企業と連携することで、生徒たちが社会とつながり自らの可能性に気づき、未来への夢や希望を抱くきっかけを掴んでほしい」と語り、本校の校訓である「人を愛し ひとに愛される人間」へと成長してくれることを願っていると述べました 。
プロジェクト概要説明
次に、本校の教員よりプロジェクトの概要について説明がありました 。
本校では、五感を使い、身体に宿る学びの価値を再認識するカリキュラム作りに挑戦しており、その中で、感性を磨き実践力を育成する「外部連携探究」を進めています 。
今回は大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」から着想を得て、「こんな未来があったらいいな」をテーマに2つの探究活動を実施しています 。
<1つ目の探究>
全校生徒1800人から未来への言葉を公募し、デザイン科の高校2年生がその言葉からキャラクターを作成しました 。完成したキャラクターは、万博の閉会まで、万博会場のリングサイドマーケットプレイス西に出展されているワイドレジャー様のブースに展示されています 。
<2つ目の探究>
「こんな未来があったらいいな」というテーマで、実際に万博会場を訪れるフィールドワークを8月下旬に実施します。現在、希望者32名(中学2年生から高校3年生)が事前学習を進めています 。
生徒によるキャラクター紹介のプレゼンテーション
続いて、デザイン科2年生の谷口さんと増滿さんがキャラクター作品についての発表を行いました 。
デザイン科の生徒たちは、全校生徒から集まった言葉の中から、それぞれが選んだ言葉を基にキャラクターを制作しました 。
谷口さんは、「争わず自然豊かになる未来」という言葉から、生命と自然をモチーフにしたキャラクターをデザインしました 。
増滿さんは、「Full of Energy」(エネルギーに満ちている)という言葉から、電球をモチーフに、情熱的に物事に取り組む気持ちを表現したキャラクターをデザインしました 。
万博現地研修費贈呈式
本校生徒32名が8月下旬に現地での探究活動を実施します。
この度、現地研修にかかる生徒負担金の一部をワイドレジャー様のご厚意によりご支援いただくことになりました。
その贈呈式が行われました。
株式会社ワイドレジャー社長 ご挨拶
贈呈後、株式会社ワイドレジャーの菊池社長が、生徒の皆さんに向けてご挨拶くださいました 。
ご挨拶の中で、株式会社ワイドレジャーが大阪万博へ出展するに至った経緯についてもお話しいただきました 。
50周年を迎えるにあたり、同社は「変えられない過去ではなく、未来を考える機会にしたい」と考えていたそうです 。
そんな中、筑陽学園の「探究」という学びを知り、50周年事業と合わせて「変えられる未来の探究」をテーマに大阪万博への出展を決めたとのことです 。
菊池社長は、生徒たちに「未来を変えられる可能性は今の若い人たちにある」という熱いメッセージを送りました 。
そして、「この取り組みが未来を変えられる起点になれば」と語り、感謝の気持ちを行動で示してほしいと締めくくられました 。
代表生徒によるお礼の言葉
研修費目録を受け取った代表生徒中高一貫2年A組の冨岡くんより
「人生で一度しかないこの経験は、新たな価値観を創造し、人として学び、成長し、発展していく、まさにレジャーをやり遂げる機会になると思います」と、本プロジェクトへの意気込みを力強く語ってくれました。
また、「自分自身の人生をキラキラ輝くものにさせ、未来の社会をデザインする一員になりたい」という決意とともに、筑陽学園の校訓である「人を愛し ひとに愛される人間」を目指して頑張りたい。と今後の抱負とお礼の言葉が述べられました。
事前学習の報告会
また、万博探究に参加する中高一貫2年A組の冨岡くんと中学2年B組の中野くんによる事前学習の報告会も行われました 。
二人は「将来における健康について」をテーマに、バイオ肉やフードロスといった「食」の面、そして再生医療や地域医療格差といった「医療」の面から考察した内容を発表しました 。
最後の質疑応答では、「描いた作品が万博会場に展示されることへの想い」や「万博での研修を通して学びたいこと」など、生徒たちが自身の言葉で想いを語りました 。
今回のプロジェクトを通して生徒たちは多くの学びや気づきを得ることができました 。
プレゼンをしてくれた生徒の皆さん、この経験を活かして、今後の学校生活を充実したものにしてください。
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