筑陽学園では、毎年、地域の方や保護者の方々を対象とした“筑陽学園文化セミナー”を続けており、その一環として文化講演会を毎年10月に開催しております。
毎回、多くの方々からご好評をいただいき、今年で14回目を迎えることとなりました。
今回は「ジャワ・ガムラン音楽〜体感するジャワのガムランの魅力〜」とのテーマで、九州国立博物館研修室にて、筑紫女学園大学アジア文化科学准教授で、インドネシア・ジャワのスロカルト王家文化顧問の田村史子氏に講演および演奏をして頂きます。
ジャワのガムランは大小さまざまな青銅のゴングや鍵盤楽器に、木琴や胡弓、笛や歌も加わり、それを太鼓がリードする大合奏音楽です。本講演では、このようなガムランの魅力を実演を交えながら紹介します。
また、実際に楽器に触れていただくワークショップを通じて、青銅の楽器の奥深さを味わって頂きます。
どなたでもご参加いただけますので、近所の方をお誘い合わせの上、是非、お越しくださいますようご案内申し上げます。
【講師紹介】
田村史子
筑紫女学園大学文学部アジア文化科学准教授
インドネシアのジャワのスロカルト王家文化顧問
東京藝術大学大学院音楽研究科修了。専門は音楽学。インドネシアをはじめ、東南アジア各地の音楽、舞踊、儀礼などの研究を行うとともに、ガムラン音楽とジャワ舞踊の実践を提唱、演奏グループなどを主宰する。
また、多くの招聘公演を監修、インドネシア文化の紹介に勤めてきた。
現在は、ライフワークとしてアジアの青銅楽器について総合的な研究を進める一方、九州国立博物館の展示などに監修者として関わっている。
また、インドネシアにおける伝統文化の継承と後継者育成のため支援活動を続けている。
主催:筑陽学園中学・高等学校
後援:筑陽学園後援会 太宰府市 太宰府市教育委員会 九州国立博物館
お問合せ:筑陽学園(田口・平原)TEL 092-922-7361